【田沼町の家】祝!!上棟
2021.01.30ブログ, 田沼町の家(栃木県佐野市)
【田沼町の家】
晴天に恵まれ無事に上棟となりました。
この「田沼町の家」は通常の断熱方法と少し異なります。「桁上断熱工法」を採用したので工事の順番が通常とは全く異なります。
この時点で屋根(天井)の断熱工事が終了します。この工法を採用した理由は主に二つあり、それは気密性の確保と断熱材の施工性です。まず気密性を高めるために気密シートを貼るのですが、通常は天井材の裏に気密シートを貼るので、例えばダウンライトなど天井に開口を取ると気密層に穴を開けることになり気密性が低くなります。反面、この方法は予め設置した合板の上に気密シートを貼り気密性を高めるので確実な気密層が確保できます。次に断熱材の施工性は、これも通常では天井材の直上に断熱材が敷かれるので、どうしても隙間ができる可能性が高くなります。この合板の上に断熱材を敷くこの方法であれば、施工がしやすいのでより隙間をなくすことができます。
ちなみに屋根の断熱材は自然素材である羊毛断熱材を使用し、その厚さは100mm×3枚の合計300mmになります。従来より断然少ないエネルギーで家の中を快適にするスペックです。最後は施主と職人さんと記念撮影。
晴天に恵まれ無事に上棟となりました。
この「田沼町の家」は通常の断熱方法と少し異なります。「桁上断熱工法」を採用したので工事の順番が通常とは全く異なります。
この時点で屋根(天井)の断熱工事が終了します。この工法を採用した理由は主に二つあり、それは気密性の確保と断熱材の施工性です。まず気密性を高めるために気密シートを貼るのですが、通常は天井材の裏に気密シートを貼るので、例えばダウンライトなど天井に開口を取ると気密層に穴を開けることになり気密性が低くなります。反面、この方法は予め設置した合板の上に気密シートを貼り気密性を高めるので確実な気密層が確保できます。次に断熱材の施工性は、これも通常では天井材の直上に断熱材が敷かれるので、どうしても隙間ができる可能性が高くなります。この合板の上に断熱材を敷くこの方法であれば、施工がしやすいのでより隙間をなくすことができます。
ちなみに屋根の断熱材は自然素材である羊毛断熱材を使用し、その厚さは100mm×3枚の合計300mmになります。従来より断然少ないエネルギーで家の中を快適にするスペックです。最後は施主と職人さんと記念撮影。