AIによるフォトリアルなパース
AIの進歩が著しいです。
「ChatGPT」が話題になりましたが、すでに他のAIアプリも出てきているようで、文章作成や画像編集、画像合成も簡単にできる世の中になっています。
Googleからも「Gemini」と言うAIアプリがリリースされました。色々と検索するとどうやらフォトリアルなパースも作れるとのこと。
試しに【鐙塚町の家】の手描きのパースを「Gemini」に読み込ませ「フォトリアル風に作成して。」とプロンプトを打ち込み、しばし待ちます。
30秒ほどで出てきた画像がこれです。修正等は行なっていません。
細かな違いはありますが、ほぼ実用レベルです。
課題としては修正方法です。
「ここのこの部分だけ!!」がAIには理解できないようです。プロンプトで指示しても全体の雰囲気が変わったり、修正しなくてよい部分が修正されていたり。
これからは、いかにAIが分かるようにプロンプトを打つかが肝になりそうです。もはや建築の話ではなくなりますね。
それと、今回は着色された手描きのパースを元にしたので、AIが導き出したパースも精度が高かったと推測します。もっとラフなスケッチ程度でどこまでできるかが見ものです。
もっとも、これもプロンプトの書き方次第なような気がしますが。
そのうち「建築実務者向け パース作成のプロンプト書き方講座」みたいなセミナーが出てきそうです。
しかし、世のパース屋さんは戦々恐々ですよね。

