【岩舟町新里の家2(栃木県栃木市)】断熱気密工事
2024.05.12ブログ, 岩舟町新里の小さな家(栃木県栃木市)
断熱気密工事が完了しました。
断熱材は裸のグラスウールです。柱間に丁寧に充填します。
裸のグラスウールを採用する理由は、隙間なく充填したいと言う理由です。
個人的な意見ですが、どうも袋入りのグラスウールですと細かい部分まで充填されていない気がします。裸のものであれば目視で充填不足部分もすぐに分かりますし。
断熱材が充填し終わると可変調湿気密シートを貼付し、さらにその上に厚さ30mmの木材を取り付けます。
外壁に面する部分の室内側にはコンセント等が付きます。通常、コンセント・スイッチボックスや配線ケーブルは断熱材の中に埋めて可変調湿気密シートに穴を開けます。開けた後はボックスまわりを丁寧に気密テープで処理すれば良いのですが、せっかく大工さんが丁寧に貼った可変調湿気密シートに穴を開けるのはどうも気が引けます。
それなので、この30mmの木材の厚さ部分をコンセント・スイッチボックス設置スペースや配線スペースになるようにしています。これであれば電気工事業者も施工しやすいはずですし、気密も良いものになると思います。
この工程は手間はかかります。しかし重要な部分なので大工さんに理解して施工してもらっています。